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間取り相談事例04~深すぎる軒でリビングは暗くなる~

今回は、ミナトさんからの相談事例を紹介しますね。

みなとさんからの間取り相談は2回目です。最初診断した敷地はキャンセルして、今回の分譲地で建てることになり、再度、間取り診断を行うことになりました。

 

間取りの問題点

敷地は南側が大きく空いている敷地で、日当り的には申し分ない、、、はずだったのですが、私が最も問題だと思ったのは日当り。なぜかというと、軒が深すぎて、光がリビングに入らない計画になっていたんですね。

診断の時に使った図なんでわかりにくいかもしれませんが、現状の計画では壁から2Mくらい軒が出ていることになります。2Mも軒が出ると、夏の日射遮蔽は完璧ですが、冬の日差しはほとんど入りません。

光は角度が浅いほど入るのですが、最も角度が浅い冬至(12月21日くらい)でも、日中はこの程度しか光が入らないんです。最も寒い2月では太陽高度は高くなりますので、日当りは絶望的です。こんなに恵まれた敷地なのに、計画によっては光が入らないことになるんですね。

改善提案方法

この場合の解決方法は2つ。

一つは、軒を単純に短くすること。
深い軒は、日射遮蔽とともに、洗濯を雨降りから守る、というメリットもあります。マンションのバルコニーは、1M以上と結構軒が深いので、多少の雨でも安心です。

ですからそれくらいは残す感じで、1365の軒の出にするという提案です。
これなら、現状のデザインを残しつつ、日当りをある程度は確保できます。

もう一つは、軒はそのままで、吹き抜けを設けること。
要は吹き抜けから、太陽光を入れる、ということですね。

現状は吹き抜けがなく、2階が1階よりも小さかったので、吹き抜けを設けることで、ほぼ総2階となり、
ファサード(道路から見える外観)も、南欧風の感じを出しやすくなります。

実は、この計画ではファサードもあまりデザインされていなかったので、改善提案として、この他に2パターン、立面提案も行っています。

また、水廻りやシューズクローク廻りの改善なども行っております。

 

間取り診断動画紹介

ミナトさんから許可を頂いたので、間取り診断の動画を公開します。
(個人情報がわかる配置関係やグーグルマップを使った診断は除いています)

 

間取り診断の感想

最後にミナトさんから感想を紹介しますね。

プレミアム動画間取り診断に申し込んだ理由は

ブログやメルマガが面白かったこと。金額が良心的で安かったこと。あまり怪しさがなかったこと(笑)

プレミアム動画間取り診断の感想

工務店から提案された間取りに対するモヤっとがなんなのか的確に解説されていて、とてもわかりやすかったです。それと、自分では絶対気付かないような構造や日当たりなどの解説も本当にためになりました。冬には当たりが悪いのは嫌ですもんねー(ー ー;)

工務店との話し合いでは一階の変更はそのまま採用になりそうです!
洗面室の間取りは私の気持ちが伝わったかのようなお気に入りの間取りです。
要望がしっかりと間取りに生かされていて、この間取りで暮らすことを想像するだけでワクワクしますね(*´꒳`*)
冬の日当たりのことについては全く私は気づいていなかったので指摘していただかなかったら、冬に日当たりがあまり良くないリビングで過ごすところでした。
どんなに自分で勉強しても結局は独学だし素人。プロの第三者の目があるのは心強いですね。
これからもご相談することと思いますがどうかよろしくお願いします!

価格について

こんなに丁寧に時間をかけて診断していただいているのにとても良心的な金額だと思います。

 

以上になります。

ミナトさんからは、LINEなどでちょくちょくご連絡いただくのですが、今後の家づくり、私も楽しみです。

では!

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